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憧れ。


by w-rainbow-rieko
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こだまが見えた


次の展覧会が決まりました。
10/28,29の土日に行われる『からほりまちアート』に参加することを決めました。

8日の土曜日、クラムボンのライヴに行く前にその説明会に行って、決めました。


それまでは参加するかどうか正直すごく悩んでて、
自分の「プラスの気」が大量に抜け落ちてるのが分かってたし、
モチベーションも全然なくて、陶芸自体「う~~ん。。」ってなってたくらいで、
そんな状態で「参加します」とはとてもじゃないけど言えなくて、
でも『そら』のオーナーさんはすごく誘って下さってて、無下に断ることもできなくて、
「ヴヴヴヴゥ...どうしよぅ・・・」って思ってた。

だけど、「説明会は、説明会だけは、とりあえず、行っておこう。」
そう思って、重いからだとこころを無理矢理起こして、出かけました。

もっかい会っておきたかった人もいたからね。


『からほりまちアート』っていうのはこの前個展をさせていただいた
『ギャラリーそら』さんがある地域の名前『空堀』からとっています。
ここは大阪大空襲で唯一焼け残ったフシギな町。
神様仏様お地蔵様たちが体を張って守って下さった神聖な場所。
だから、ここに住む人たちは、ここをとても大切にしてる。
昔の町並み、建物、石畳、路地、長屋、井戸、まだまだたくさん残ってる。
みんなで、慈しんで、残してる。


近くにはおっきい主要幹線道路も走ってるのに、道を奥に一本入っただけで
昭和初期にタイムスリップできる。
ホッとする。
商店街のおっちゃんおばちゃんのやわらかい笑顔、子供たちの元気な声、
雑草がざくざく伸びてる道端、のんびりお昼寝するにゃんこたち。
落書きなんていっこも見ない、ゴミだっていっこも落ちてない、いまどき珍しいかもしれない町。
とってもいい雰囲気をみんなでつくってるのが分かる。
とってもいい空気が流れてるのが5感で分かる。
自然に空を見上げたくなる、そんな町。
「ゆっくりしていったらいいやん」、そう言ってくれる、そんな町。


説明会で、そんな空堀の町全てが展示場所だってことを聞いた。
極端なはなし、交渉次第では、全然知らない方のお家の中でも、庭でも、壁でも、OKということ。
こんなアートイベント、聞いたことない。

ちょっとワクワクしてきた。

そして、説明会終了後、展示場所になりそうなところをみんなで見て回った。
びっくりするくらいメッチャ暑い中、10人くらいでぞろぞろ観光客みたいに歩いて回った。
途中、イベントの代表者の方とオーナーさんが「ここはね、」って色々説明してくれて、
空堀の昔の町の様子や人との交流の話、見れば見るほど、聞けば聞くほど、
「いいな いいな」が増えていく。
想像力が膨らんでいく。
見えないものが見えてくる。
笑顔の率が断然上がる。
声のトーン、2オクターブは高くなる。


こうなれば、わたしはもう大丈夫。
こころもからだも『プラス』でいっぱいになった。
満たされた。
お腹いっぱい胸いっぱい☆








もう、直感。
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だってなんか全然違う。
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マイナスイオン、感じまくり。
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精霊的なものがいるって、思った。
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なんか、聞こえてきそうだ。
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っていうか、見えたかも。  


「こだま」 が そこかしこで、笑ってた。


わたしには「こだま」、 見えちゃったのだ。


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有り難いです。本当に。
こんなステキな場所にわたしの作品・・・  展示していいなんて・・・ 


「ココだ」って瞬間的に、思った、その「ココ」に、 10月になったら...
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             ☆ オレンジ色の夕日の光が似合う 作品を   つくります ☆
by w-rainbow-rieko | 2006-07-11 10:32 | 陶芸