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憧れ。


by w-rainbow-rieko
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改めて思うこと。そして、続いてく『これから』。


次の次と、次の次の次の展覧会に向けて
「どんなデザインのものをつくろっかなぁ」
って参考になりそうなものを昨日から見ていて
イマジネーションとインスピレーションが
手を繋ぐモノ、と、その瞬間をずっと探していました。


で。


わたしの目に留まるもの。
わたしの手が止まるもの。
わたしの時を瞬に変えるもの。
それらは共通点が無いようで、でもきっとあるはずで。
だってそれは頭というよりは第六感、第七感で「ピン!」ってきて
それと同時にもう指先が選り分けてるから。


んで。


その選ばれたモノたち(=わたしが選んだモノたち)を改めて見ていたら
分かったことがありました。
好きなものって一貫してるなってこと。
好きなものって好きなんだよね。
なんか文章としてだいぶ変だけど、
「好きなものって好きだなぁ」って改めて思ったんです。


タイル、点、丸、つぶつぶ、花びら、春の雰囲気、和もの、羽、ベージュの紙、
厚みのある紙、ずっと触っていたくなる紙、流れのある線、月、緑の葉っぱ、
つながっていくことを予想させるもの、浮き出てるもの、蝶々、魚のしっぽ、
線だけで描かれた絵、コラージュ、適度に晴れた空の写真、霞がかった街の写真、etc...


きっとね、次の次と、次の次の次の展覧会でこれらがカタチになることでしょう。


ここに辿りつくまでの、必要な時間。

さっきの数時間は自分のための自分だけの時間でした。
自分の部屋で自分の好きな曲を好きなだけエンドレスで流し
雪が降った後に晴れ出した黄色がかった太陽が
キン キンって短く音を出しながら
雲間からゴールドの光となって差し込み始めているのを見つめて
英語の歌詞を一緒に歌ってメロディに乗ってふわふわしました。


たったこれだけのことなんだけど


今、なんかとっても嬉しい

この状態をことばに表すのは難しいけど、「やっとできた」 これが一番近い表現?
「『何が』できた」 「『これが』できた」 というリアルなものとしては
決して何も手には取れないけれど、 


自分の中に自分が戻ってきたような そんな感覚

いつ出て行っちゃったのかわかんないけど、いつのまにかどこか行っちゃってて
「どうしたの?」 「どうすんの?」
ってワタワタしたいようなしたくないような、既にしてるような
でも動けなくて
何もしたくなくて
何も感じたくなくて
何も見たくなくて
何も聞きたくなくて
何もできなかったわたし

逃げてるわけでもなく逃げたいわけでもなく でも なんとなくわたしじゃなかった

もう戻れないかもって思ってひとり怖くなってたりもした
もう浮いてこないんじゃないかってひとり不安になってたりもした
もうやさしく笑って分身と向き合えなかったらどうしようって闇を見つめてたりもした


わたしがわたしに還れるきっかけは いつだってとても小さなこと。
後になったらそれがなんだったのかさえ思い出せないくらい
きっとその辺に日々転がっていること。

でも、自分が見えてないときにはそういうものに全然気付けなくて
ひとり真っ暗な宇宙に放っぽり出されたように地に足がつかず
どっちが前かも分からなくて
沈むわけないのに必死にもがいて
溺れるわけもないのに手足ばたつかせて


良かった。
聴けなかった音も今なら聴ける。

未来が見える。
想像できる。
続いてくわたし。
続いてく道。

続いてく夢と終わらないメロディ。


さぁ 明日からのあなたは これからのわたしに 
どんなものを見せてくれますか?
by w-rainbow-rieko | 2007-01-07 16:58 | アート