ちょっとした夏の思い出
2007年 01月 14日
雨が降って
思い切り降って
雷まで鳴って
傘が無いからそのままおしゃべり
わたしたち以外にお客はいなくて
どんどん霧に包まれて
山の稜線も見えなくなって
天空の世界が見えたような気がした
そのままあの向こうへ
あの空の彼方へ
異次元の世界へ
飛んで行ってしまいたかった
お土産はあなたの食べかけのパンひとかけらと
わたしがつかった木のお箸
あとは去年一昨年そして今年の自分探しの旅のおはなし
雨を降らせたあなたと
太陽を呼び戻したわたし
仲がいいんだか悪いんだか
「これもまぁいつものことよね」って笑った
飛び散った雫がわたしをはしゃがせた
暑くて熱くて走ったあとの冷たくて近かった そんな、夏の思い出
(フィクションのようなノンフィクのような話と写真、でした☆)
by w-rainbow-rieko
| 2007-01-14 09:08
| 写真