憧れ。


by w-rainbow-rieko
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ほおずき?ほおづき?

間違っていたら恥ずかしいので辞書で調べてみた。

正しくは 『ほおずき』 。

そこにはこう書かれていた。

ナス科の多年草。袋状のガクに包まれた実は赤く熟す。

古名:かがち


かがち。
なんとなく、この『かがち』って響き、いかにも『古そう~』って思った。
なんでだろ?漠然と思った。

古代の人はなんでこう呼んでたんだろ。
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あと、思い浮かんだのが、若くして亡くなった天才画家『山田かまち』。
私は実際に彼の絵を見たことがない。
ペラペラの紙にカラー印刷された、彼の“代表作”と言われる絵(真っ黒な牛だったかな)を
どこかで一度見たことがあるだけ。

今、これを書きながら、私の中に眠っていた彼に関する数少ない記憶が
どんどんよみがえってきた。
二階の自分の部屋に駆け上がる。
普段滅多に開けることのない引き出しの奥の奥。
もう使わなくなったノートとノートの間に、『それ』はひっそりと佇んでいた。

「あった!」

一体どこで手に入れたのか。
制服っぽい白シャツを着た彼の姿が映っている印刷物。
よく、百貨店などで開催されている展示会の案内のような、言ってみればどこにでもある、
ペラペラの紙に印刷されたもの。

何でまだ置いてあるんだろう。
これを手にしたのは多分、中学生・・・
いや、もっと前かもしれない。

あ、また古い記憶がフラッシュバックのように思い出された。
場所は分からない。
だけど、彼の黒い瞳に吸い込まれるような感覚を覚え、それを手にしたことは確かだ。

その印刷物は“誰かが何気に撮った、ただのスナップ写真”を使わせてもらいましたって
感じで、少しぼや~っとボケてて、ピントがどこに合ってるのかも分からないし、
メインカラーが黒なもんだから、全体的な印象は、当たり前のように『暗い』。

それに加え、彼の視線があまりにも一点を見つめ過ぎているせいか、
彼のことを知らない人にしてみたら、パッと見た感じ、『ちょっと怖い』というか、
『不気味』とさえ思ってしまうのではないだろうか。

私もそうだったのかもしれない。
でも、だからこそ、十数年前の私は、そんな彼の雰囲気、眼差し、表情全てに
囚われ、思わず手にしたのだろう。

しかし、目の前にそれがあったのでは無いような気がする。
少し遠いところにあるにも関わらず、わざわざ取りに行ったような・・・

きっと、その時、彼と目が合ってしまったんだ、と思う。
一瞬にして距離感がなくなるくらい、強烈に目が合ったのだ。

大げさかもしれないが、その日、私は運命的な出会いをしたのだろう。
偶然ではなく、きっと必然的に出会ったのだ。
その時既に、この世にはいない人と。

だから今でも捨てられず残しておいたんだろうな。
だってまさか、今になってまたガサゴソ引っ張り出してマジマジと彼を見るなんて、
何か意味があるとしか思えない!

ネットで調べたら、彼に関する本がたくさん出版されていた。
彼の生き様を題材にしたドキュメンタリー映画も作られている。
これからしばらく、彼に付き合うとしよう。


今回のブログ。
ほおずきについてかる~く書くつもりが、一体全体どういう展開(?o?)
自分でもびっくりです(☆、☆)

でも。

家にほおずきがなかったら

ほおずきのことを辞書で調べなかったら

その辞書に古名が書かれていなかったら

『かがち』から『かまち』を連想していなかったら

彼が映った印刷物を持ち帰っていなかったら

もし、それを捨てていたら・・・


どれかひとつでも欠けていたら、書けなかった内容。

全てはつながっている

過去も未来も、そしてもちろん現在も。
自分に起こる全てのことは何らかの意味があり、自分に対してのメッセージだと思う。
それは偶然ではなく、きっと必然☆

ありがとう、かがち。

そして、

ありがとう、かまち。

~「虹は何色ですか ぼくは12色です」永遠の17歳―山田かまち。~
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by w-rainbow-rieko | 2005-08-19 18:27 | あれこれ雑記