風が吹いてて
2007年 06月 29日
とても気持ちのいい音が ここに
すぐ近くに居て
少なからずとも
わたしを ほんの少しでも
必要としてくれている大事な人が
この世に居て
泣きたくなるような
それくらい好きだと 心ごと全部で思う
そんな絵を描く人を知っていること
そんな声で歌う人を知っていること
そんな音をつくる人を知っていること
とても とてもとても 本当に
幸せだと、思ったんだ 今。
家にひとり、
耳に届く 素敵すぎる音楽
カーテンが揺れて
聞こえないはずの声と囁きが
聞こえたような気がした
呼ばれてる
行かなきゃ
どこへ?
広くはない部屋
立ち尽くして
くるっと見渡して
その声はどこから聞こえるのか
耳を澄ました
それがホンモノなら
今すぐ
飛んでいけた
ひゅん! って
リビングの一番大きな窓
体が宙に浮いて
飛び出して そのまま
空に向かって 向かって 向かって
飛んでいけたはずなのに
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あぁ 自分で この手で 扉を開けるよ
自分で選んで 開くよ
この手にしっくりくる取っ手を選んで
心に決めて、力強く 開けるよ
あの紙はなんだったっけ
またあの頃みたいに教えて欲しい
あなたのお得意の水彩画
苦手だったけど、好きになったよ
絵の具が染み込んでいくように
この心に染み込んでいった あの感覚
やっぱり好きだったんだね
思い出させてくれて ありがとう
自分のこれからに続く そこに向かうための部屋が
わたしだけの空間が
欲しい
土を触って、水がそばにあって、
色んな紙と布、そしてパステルに水彩絵の具
好きな色を見せてくれる少しの花と、やさしいグリーン
時間が存在しない場所で
好きなものたちに囲まれて
ただ気持ちいいことだけを
ただ想像する世界だけを
カタチにして
カタチにして
カタチにしたい...
僕の声を 届ける場所を
あの日のキミを 取り出せるstory
扉の向こう いつか描けるように
smile and smile
『hello』 by Sotte Bosse
by w-rainbow-rieko
| 2007-06-29 10:36
| 心に響いたこと