憧れ。


by w-rainbow-rieko
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雲のある場所


昨日、『雲を計る男』のことを書いたけど。

夜の闇の中、ぼーーっと浮かび上がるあのキンイロの人が
本当にどうにも頭から離れなくて
今もずーっと胸に居座っている。


いいな、と思ったんだ、きっと。


あれが仕事なのか趣味なのか、はたまた与えられた宿命なのか
なんも分からない中
わたしはただひたすらあの派手な壁画の前にひとり座って
一面張りのガラス窓のこちら側から
羨ましいような 焦がれるような 哀しいような 嬉しいような
よく分からない感情に かなり長い間、包まれていた。

同時に、目の前の分厚いガラスが距離感を複雑にさせて
何だか腹が立ってもいた。
物質的なもの以外にもわたしとその人を隔てさせる大きな何かを感じざるを得なかったのだ。
体が透明になってガラスを通り越すか、その人の元までワープしたかった。
イロイロ、聞いてみたかった。 答えはなくとも、聞いてみたかった。



人には色んな感情がたくさんあって
もしかしたら特にわたしはそれが激しいのかもしれなくて
押し殺すなんてこと、なかなかできなくて
だからひとりで訳もなく泣いたりするんだけど

ときにはそんな自分が嫌になったりもする。

正直疲れるのだ。

自分の心の中にぶわーーーっと沸き起こるものたちを
おとなしくさせることに 手こずってる自分が他の人であって欲しいだなんて
思ったりも。 します。

感情の起伏がなくて嫌だという人もいるけれど
わたしは逆に、「いいなぁ」と思う派です。

淡々としてる人、を、今身の回りで誰がいるかなーと考えたら
真っ先に思い浮かんだ人がひとり。
そして、もうひとり。
後者の人は、わたしみたいに凹凸高低さがあるのが羨ましいと言ったっけ。
今も昔も、『隣の芝生は青い』 ということなのでしょうか。


ハナシを戻して。

その『雲を計る男』を見たとき、
「感情が無い」 って パッと思った。

ただ 『雲を計る』っていうことだけに集中して生きてるように見えた。

それは きっと 『本当に好きなことだけをしている』  ってことで。


あぁ今こうして文章を書いていって分かった。

わたしが そのキンイロの人を見て いいな って思ったのは

感情が無い(起伏が無い) ってことではなく
好きなことをしている ってことなんだ。


だからきっとあの人の顔は、喜びに満ちているはずだ。

喜び という感情を携えて、日々を楽しんでいるはずだ。

わたしもそうやって 生きていこう。  これから、もっと。



そして いつか、 その近くまで。
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by w-rainbow-rieko | 2007-10-21 07:02 | あれこれ雑記