落ち穂拾い 幸せそこかしこ。
2007年 11月 20日
ミレーの絵画、『落ち穂拾い』
作品に込められた本当の意味、作家の想い、当時の情景・背景、教えてもらって、
それまで寒い寒いって言ってたのに、心も体も一気にほっこりあったまった。
なんか、ぐんぐん歩けた。
手を振って、背筋ピン! 「嬉しい」が体中から溢れ出てるのが分かった。
空も大地も畑も山も季節外れのコスモスも細かい雨粒も澄んだ空気もキラキラして
一瞬で全てをギュって抱きしめたような気がした。
ホント 「幸せ」ってこういうこと。
しかし、そのときのわたし
ぶっちゃけると
感動&興奮しすぎて思わず声のトーンが急上昇。
更に
「今の話聞いて人間としてすごくレベルが上がった気がする!メッチャ嬉しい!」
ってなんかやたら恥ずかしくおバカ丸出しなことを口にしてしまった。
でも
嬉しかったからそのまま思ったことを伝えた。
ことばを選ぶなんてそんなこと考えもしなかった。
だって
わたしにとって、知らなかったことを知ることができた喜びというのは
いつだってどんなことだって、とてもとても大きいから。
そう
成長、教養、勉強、っていう意味だけではなく、
人としての深さや広さ、心の豊かさが生まれるように思うから。
まぁ正直なところ、わたしのその発言を聞いて
ちょっと一瞬ビックリしてたけど
でも、
「はははっ!そっかー良かったなー!」
って笑ってくれた。
その表情がとても自然だったから、わたしはまた嬉しくなった。
そして、その瞬間ひとり密かに思った。
アートの本質って、ミレーが抱いていたその気持ちのように、
元々はそういうところに根本があるんじゃないのかなって。
みんなみんなそうであって欲しい。
今もこれからも。ずっとずっと。
やさしく穏やかな心でステキなあったかい作品を、ね。
つくって、つくり続けて、いっぱい 伝えていこう。
幸せいっぱい拾っていこう。
by w-rainbow-rieko
| 2007-11-20 11:44
| アート