憧れ。


by w-rainbow-rieko
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掃除をするということ                     



土曜日の朝、ちょっとイライラした。
イライラした自分に更にイライラした。

イライラは新しいイライラを連れてきて
それが増えると
ナマリ色したナミダに変わり
今度はどうしようもなくヤルセナイ気持ちで
いっぱいになった。


どうにかこうにか仕事を終わらせた後
その一連の全部をどうしてもすぐに聞いて欲しくて
携帯からメールを送ろうと帰宅中の電車の中で
その内容をつくってみたが
あまりにも長くなってしまったので
結局
パソコンのメールで送り直すことにするね
とそれだけを送信した。


だけど
土曜から日曜へと日付が変わる2時間前というのは
ネット上は大変込み合うようだ。
一文字1クリック進むだけでも大渋滞の嵐。

これが何回も何回も続くと、もうね、案の定の予想通り。
思い出したくもない朝の出来事、その一言、あの表情、
そう、わたしに覆いかぶさってきた重い重いイライラが
またしても襲ってくる。


でも
どうしたって動かないものは動かない。
ガソリン入れても油注してもネジ回し直しても息吹きかけても
動かないものは動かない。
(イヤ、相手はパソコンなのでそんなことはもちろんしてませんが)


なので
諦めた。
もうこれ以上自分をイライラでいっぱいにしたら破裂してしまうと思ったから、
諦めた。
ごめん、今日は諦める
とだけ、メールを送って お風呂に入り、
どうしても聞いて欲しかった溶かして欲しかった重い鉛の塊に
押し潰されないように気をつけながら
リスのように小さく丸まって眠りについた。



一夜明けて日曜日。
気分がスッキリしたとは全然言えないが、とりあえず行かなくては。

まだ暗い中、ひとりで朝食を食べながら

こうなったら真相を聞いてやろうか?と戦闘態勢にも似た感情が沸き起こったり

その一方では、

必死になって頑張らなかったらいいだけの話かーとナマケモノ根性丸出しのわたしが出てきたり

そんなこんなを繰り返しながら答えを持たないまま、家を出た。


3月2日。
まだまだ寒い向かい風がわたしの体を縮込ませたが 
春めいた陽射しがわたしの顔を引き上げさせてくれた。


仕事場で起こったイライラは
仕事場でしっかり片付けてやる。
よし。


なんて思ったわけでは決して無いが
気付いたら、
掃除を始めていた。



泥が飛んだ床
水はねで汚れた壁
埃だらけの隙間
釉薬の粉がたまった隅の隅

箒で履き
モップでこすり
雑巾で拭き

屈み
しゃがみ
覗き
持ち上げ
運び
洗い
戻す


それを繰り返し繰り返し、無言で、無心で、ひたすら続けた。 

普段絶対しないようなところまで、念入りに掃除をした。


数十分後、

目に見えてキレイになっていくその光景は、爽快だった。

爽快で豪快で愉快で  その先、最後に行き着くところは、

意外にも『悦び』 だった。

そう、ただ、嬉しかったんだ。

そして、笑えた。 自然と、笑顔だった。


「掃除をするということ」

誰かが言ってたっけ。

掃除をするということは
自分の心をキレイにすることだって。

もう、鉛はない。
ナマリ色も、ない。

e0051194_1432340.jpg


この床を好きだと思ったとき、
ありがとう と うれしい
のことばが入った返事が届いた。


心はつながってる。

だからいつもピカピカにしておきたい。


キレイな心で ずっと、つながっていたいから。



こちらこそ  どうもありがとう、うれしいです。


聞いて欲しいことっていうのは、実はただの愚痴でした。
言わなくて良かったです。
自分で解決できました。
自分のことは自分で。
こうやって少しずつ大人になっていくんだと思います。
もう少しです。
のんびり、待ってて下さいね。
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by w-rainbow-rieko | 2008-03-03 14:55 | あれこれ雑記