憧れ。


by w-rainbow-rieko
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

電車の中で泣いた日                   



右目から 流れ落ちた一筋のしずく


顔をあげたら とてつもなくキレイなオレンジの夕焼けが広がっていた





それは石田衣良の新刊 『 愛がいない部屋 』 のある箇所を読んでいたときの出来事だった

急にやってきたわけではなく、本当は自分でも気付いていた
徐々にその海の波がこちら側に押し寄せてきているのが
目には見えない心のひだひだが静かに教えてくれていた


でも、

「もう いいかな」
  
と思ったから

そのままにしておいた




きっと誰もが家に帰れば別の人になるのだろう
外に向けた顔と中に向ける顔は必ずしも同じであるはずがない
それを見せるか見せないか
感じさせるか感じさせないか
ふたつにひとつ、どちらかがあるだけ

それをリアルに 実感してしまった


どちらか一方だけを見て全部を知ったような気になって
全てをさらけ出してくれていると信じて
人を好きになってしまう なってしまった自分が
とても ・・・


それが 涙のわけだった



家とか家族とか子供とか妻とか夫とか親とか
仕事、友達、恋人、現在、過去、未来、


わたしにはどれもがぼやけてるような気がしてならない
そう思ってしまうのは何故なんだろう


クリアに見えてると確信してるものももちろんあるのだけど
それは今ココに形あるものとして既に存在しているものではなく
『イメージ』として浮かんでるだけで
(わたしにとってはそれがとても重要で大切なことなんだけど)

あとはわたしの1m四方をループ状になった透明の輪っかが囲ったその外、
もっともっと向こう側で
グレーの影のようにゆらゆらと起こっていることとしてしか捉えることができない


もっと見ようとしないといけないのかな
もっと知ろうとしないといけないのかな

もっと真剣に考えようとがんばらなければいけないのかな



今ふと思い出した

幼稚園や小学校の頃に描いていた絵
夢の中のような淡い世界
+も-もなければことばもない

そのときそのときに沸き起こる
感情と感覚と色と光だけの世界


わたしは今またその中へ入り込んでしまったのかもしれないね



30間際になってまだこんなこと思ってるなんてこと、絶対話せないけど  

もし話したらさ  あなたはどんな風に思うのかな   

そして、どんなことばを 掛けてくれるんだろうね


お母さん、還暦+1歳、お誕生日おめでとう

e0051194_10444051.jpg

                                                   [ 2008.7.3.Thu. ]

                                       
[PR]
by w-rainbow-rieko | 2008-07-04 11:05 | あれこれ雑記