ゾクゾク
2007年 02月 16日
今日はちょっとびっくり、そして、いっぱい嬉しい。 一日でした。
1週間ぶりの工房。
電動ロクロで土を挽くのはいつぶりだろう。
生の土、触りたくて触りたくて、
カタチ、生み出したくて、あの滑らかさ感じたくて、とろけたくて、無になりたくて。
ずっとずっと
もう何週間も前からウズウズしてた。
それは多分もうイライラに近いウズウズのウズラたまご。
(あ、こんなときにおバカなことを言ってしまった・・・まぁいいや)
大好きな白土、練って練っていっぱい練って
冬だというのに汗かいて
ふぅーーーって一息。
ここで手を洗うのがポイント☆
わたしにとって大事なこと、他の人にしてみたら例えメッチャちっちゃいことだとしても。
気持ち、別物にして、入れ替えるため。
キレイな心でロクロに向かうため。
それが手を洗うという行為に変換される。
そして。 キレイになった手を見て、思う。
「わたし、この手、両の手、甲も平も、大好きだ」って。
わたしの手、人よりちっちゃいし、指も短いし、爪なんて昔誰かにこんなこと言われたよ。
「おせんべいみたいな爪だよね」って。
そう。お世辞でもキレイで女らしい手だなんてきっと誰も言えないようなそんな手だけど。
わたしにとっては大事で愛しくて、これがなくなったら死んだも同然になる。
わたしが持ってうまれたこの手と自然界でうまれたその土が触れ合って生まれてくる
何のひねりもない、ごくごく自然で当たり前なカタチ。
キレイだって思う。いつも。
はっきり言ってわたしはロクロが下手だけど、
出来上がって板の上に置かれたその子たちを見てると
「キレイ」って思う。
いつも思う。「美しいな」って。
カタチが、じゃなくて、土としての美しさ。それが 土の☆魅力
今日は本当に久々で、ロクロしてることが嬉しくて嬉しくてどんどんつくった。
どんな形のものをつくろうか悩んでるときは悩んだままの形が出来上がってくる。
「何じゃこれ?」って感じ。それはそれでなんかおかしい(感覚として面白いってこと)からOK。
「こういうのがいいの!」ってつくりたい形をしっかり想像して
焼きあがってそれを使ってるところまでイメージして
その通りになっていく過程を第三者的に傍観してる自分がつくってる自分とは別にいて
それは冷静な自分が勝ってるときなんだけど
そんな状態は大抵続かず、だんだんヒートアップしてくる。
でもこれもとても自然なこと。
今日なんて興奮しすぎてホント「ゾクゾク」した。
楽しすぎて、メッチャ楽しくて、ゾクゾク。
楽しくてゾクゾクするなんて、きっとそんなに滅多にないと思う。
誰かに何かしてもらって(例えばライブに参加して、とか)だったらよくあるパターンだけど
自分が正に今、真っ最中のことが、『楽しい!→ゾクゾク!』になるなんてそうそう無い、はず。
この「ゾクゾク」。
かなり嬉しかった。
嬉しくてまた更に「ゾクゾク」。
あぁわたしってばなんて幸せなんだろう~~~~~
陶芸バンザイ。今いちばん愛してる。
そして単純おバカな自分にカンパーーイ!!
明日も行きます。
往復4時間、工房へ☆
by w-rainbow-rieko
| 2007-02-16 23:22
| 陶芸